「人間の悩みはすべて対人関係の悩みである」という文章を読んだときに、「対人関係」という表現に違和感がありました。わたしは「なぜ人間関係ではなく、対人関係というあまり耳慣れない言葉を使っているのだろう?」と疑問に思ったのです。「人間の悩みはすべて人間関係の悩みである」ではダメなのでしょうか?
アドラー心理学を学習するにつれて、人間関係ではなく対人関係という表現をしていることの真意がわかってきました。アドラー心理学を理解する上で重要なポイントだと思うので、手短に説明したいと思います。
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