希望を創るヒント

『アドラー虎の巻』では、アドラー心理学は『科学』つまり『モデル』であることをお伝えしました。そして『続・アドラー虎の巻』では、「自分で希望を創る」というアイディアをお伝えしました。

本レポート『希望を創るヒント』では、タイトルどおり「自分で希望を創るヒント」をお伝えするわけですが、そもそもなぜ「自分で希望を創る」ことが重要なのか?ということを、これまでとは異なる角度から確認することから始めたいと思います。

本レポートで最初にお伝えしたいことは、現在の日本人は「夏休みの宿題を、夏休みの最終日になってもやろうとしない小学生」のようだ・・・ということです。その真意を、平成の時代を振り返りつつ確認していくことにしましょう!

平らに成った

平成は「平らに成った」時代だと皮肉られることがあります。平らに成ったものとはもちろん経済成長率ですが、実質賃金にいたっては減少傾向にあります。

欧米と日本では賃金に大きな差がついている・・・と絶望的な気持ちになるかもしれません。しかし毎年1%の賃金アップに成功していれば、10年後には110%、20年後には122%、30年後には134%増の賃金、つまりイギリスと同水準の賃金を実現できていたはずなのです。

夏休みの宿題を毎日コツコツやっていれば、夏休みの最終日になってアタフタする必要はまったくなかったように、毎年1%ずつでも賃金を上げることができていれば、物価が高い!米が高い!などと騒ぐ必要もなかったはずなのです。

あの北朝鮮ですら経済成長しているというのに、なぜ「日本だけ」が経済成長していないだけでなく、将来的に経済成長する可能性すら期待でき「ない」のでしょうか?

いろいろな理由がありますが、本レポートで指摘したいのは日本人の『心の習慣』(アドラー心理学用語では「ライフスタイル」)です。日本人の『心の習慣』は、言葉遣いにあわれています。

たとえば1990年代前半のバブル崩壊からの30年間について、「失われた30年」などと表現されていることが多いのですが、「失われた」というよりも「失った」と表現するほうが適切です。

なぜならば「失われた」と表現すれば、地震や台風などの自然災害のように「どうしようもないもの」というような印象を受けるかもしれませんが、実のところ・・・経済成長せず、実質賃金も下がり続けているのは、自然災害ではなく人災だからです。

他にもたとえば戦争に敗けた日を「終戦日」などと表現しますが、本来であれば戦争というものは、台風のようにいつの間にかやってきて、いつの間にか過ぎ去る(終わる)ようなものではありません。ですから本来であれば「終戦日」ではなく「敗戦日」と表現するべきです。

もし日本人に「作為の契機」(さくいのけいき)があったなら、「失われた30年」という表現に違和感をもったはずです。作為の契機とは、「社会は人間がつくるものだから、わたしたちは社会を変えることができる」という意識のことです。

歴史を振り返れば、民主主義や資本主義といったものも「作為の契機」がなければ誕生していませんでした。たとえば・・・将軍は偉いのだから命令は絶対だ・・・卑しい血筋のわたしが貧乏なのもしょうがない・・・というような発想をしているかぎり、近代社会が誕生することはなかったでしょう。

日本人は「作為の契機」についての意識がとても希薄です。たとえば「選挙に参加すれば、日本の政治は変わる」と考えている人は少数派で、「選挙に参加しても、日本の政治は変わらない」と考えている人のほうが多いでしょう。

とはいえ政治が変わらず経済も良くならなければ、不全感や鬱屈した気持ちを抱え込む人は、これからも増加し続けるでしょう。

日本では30年以上も経済的な停滞が続いてしまった結果・・・生活に余裕がなくなり、将来にも悲観的になり、「どうすればいいかわからない」という状況が当たり前になっています。安心・安全にこだわる日本では、老若男女問わず「このままではマズイ!」という認識では一致していると思います。

事実として、国の借金は増加し続けているし、少子化には歯止めがきかないし、経済成長する見込みはないし、物価高で苦しいのに賃金は上がらないし、金融投資をすればトランプショックで株価は下がるし、ふるさと納税の返礼品までもが課税対象になるなど、明るいニュースを見つけるのも簡単ではありません。

夏休みはいつかは終わります。同様に、「このままではマズイ!」といっていられる期間も終わります。裏を返せば、「頑張れば、どうにかなるかもしれない」と希望をもつことができる期間は終わります。もちろんタイムリミットがいつくるのか?なんてことは、誰にもわかりません。唯一確かなことは、タイムリミットがくれば、現状をそのまま受け入れるしか選択肢はないということです。

たとえばあなたは親孝行したかったのに、あなたの両親がある日突然なくなるかもしれません。またあなた自身が、交通事故で亡くなるかもしれません。もしくはあなたが病気で健康を失って「10年前なら頑張れたのに!」と後悔することになるかもしれません。

アドラーは「1万ドルの貯金ができたらヨーロッパに旅行にいこう!」という人に対して、「なぜ今三等席でヨーロッパに行き人生を楽しまないのか?」と問題提起しています。アドラーは人生を先送りにするような態度では、幸福を生み出せないということを伝えたかったのでしょう。

同じようなことをアドバイスする人は、少なくありません。たとえばソフトバンク創業者の孫正義は「残された人生の年数が少ないと、実現できる可能性がその分減る」と忠告しています。

「どうすればいいかわからない」という状況に、どう対処すればいいのでしょうか?わたしの答えはもうお伝えしています。そう。「希望は自分で創る」のです。

続・アドラー虎の巻

そもそもなぜ「自分で希望を創る」ことが重要なのでしょうか?レポート「続・アドラー虎の巻」のなかで詳しく解説しましたが、とても重要なことなので、これまでの議論を再確認したあとで、さらに議論を深めていきたいと思います。

安心・安全(老後の不安!)を維持するためには、「生きる力を増やす」(成長する)ことが重要になります。しかし「生きる力を増やす」(成長する)ためには、試行錯誤が欠かせません。ここに「安心・安全」VS「試行錯誤」のジレンマがあるわけです。

本来であれば、「安心・安全」VS「試行錯誤」のジレンマを解消する訓練は、若い頃からやっておくべきことです。日本には「可愛い子には旅をさせよ」ということわざもあります。しかし戦後日本の学校教育や安心社会のなかでは、試行錯誤するチャンスを獲得すること自体が難しくなっています。

「安心・安全」VS「試行錯誤」のジレンマを解消するために、多くの人は「不安スパイラル」を回します。不安スパイラルとは「競争」⇒「優越感/挫折感」⇒「損得(他者信用)」を回す作法のことであり、代表例は「受験戦争」です。また不安スパイラルを回すことが、不登校・ひきこもり・適応障害・過労死などさまざまな問題の原因になっていると、わたしは分析しています。

そして不安スパイラルを回すことに疲れると、コスパやタイパを追及するあまり一発逆転を目指して騙されたり破滅したり(例:詐欺、陰謀論、ギャンブル依存)、「●●すれば幸せになれる」というような他者からの言葉を信じて頑張ってはみたものの、気づいた時には不幸の構造(例:カルト集団、恋愛工学)にハマって閉塞感に苦しむ人もいます。

不安スパイラルでもなく、一発逆転でもなく、不幸の構図にハマるわけでもない選択肢とは・・・・もちろん「勇気スパイラルを回す」です。勇気スパイラルとは、「他者貢献」⇒「自己受容」⇒「他者信頼」のスパイラルを回すことです。

とにかく勇気をもって、他者に貢献し、尊厳を獲得し(自己受容)、他者を信頼せよ!!!というアドバイスに従って、あなたが行動し続けることができるなら問題ないでしょう。しかし勇気スパイラルを回し続けられる人はむしろ少数派でしょう。勇気スパイラルを回し続けるコツは、どんなところにあるのでしょうか?

繰り返しになりますが、わたしの答えはもうお伝えしています。そう。「希望は自分で創る」です。そして「希望は自分で創る」を、導きの星に向かって、疎外に陥らないように試行錯誤するプロセスと言語化しました。

さらに導きの星に向かって、疎外に陥らないように試行錯誤するプロセスの参考事例として、安藤百福(日清食品の創業者)を取り上げました。

さて・・・「導きの星」を設定することの重要性を理解したあなたは、「導きの星」を設定するための方法論はないのか?ということに興味をもつはずです。ここからはそのあたりのことについて、解説していきたいと思います。

最大のボトルネック

「導きの星」を設定するときに、最大のボトルネックになるものは『自分』です。『自分』とはアドラー用語でいうなら『ライフスタイル』です。身近な言葉で言い換えると「性格」です。たとえば「自分のことを一番よくわかっているのは自分」という思い込みが、「導きの星」を設定するハードルになってしまうのです。

もし「自分のことを一番よくわかっているのは自分」なのであれば、「自分がやりたいことがわからない」はずがありません。しかしいざ「導きの星」を設定しようと思うと、「自分がやりたいことがわからない」という人は珍しくありません。

また「自分がやりたいことがある」という人でも、「自分にはそれが出来る自信がない」という人は珍しくありません。さらに「自分がやりたいことがある」「自分にはそれが出来る自信がある」という場合であっても、「自分がやりたいことを実現する方法がわからない」という人は珍しくありません。

残念ながら、人間の認知には限界があります。つまり人間には必ず『盲点』があります。時には目の前に存在しているものですら認識することができないのです。たとえばわたしがあなたに「あなたの鼻が見えますか?」と声をかければ、突然、自分の鼻が見えてくると思います。しかしあなたは自分の鼻を認識することなく日常生活を送っているはずです。

他人から指摘されたら認識できるが、他人から指摘されるまで認識できないことがある・・・ということを誰よりも理解していたソクラテスは、『哲学』をはじめました。哲学とはなんでしょうか?『嫌われる勇気』の続編『幸せになる勇気』によれば・・・

哲学の語源

哲学(philosophy)の語源であるギリシア語の「philosophia」は、「知を愛する」という意味を持ちます。つまり哲学とは「愛知学」であり、哲学者とは「愛知者」なのです。逆に言うと、すべての知を知り尽くし、完全なる「知者」になってしまったら、その人はもはや愛知者(哲学者)ではありません。近代哲学の巨人カントは、「われわれは哲学を学ぶことはできない。哲学することを学べるだけである」と語っています。

【引用:幸せになる勇気

ここで重要なことは・・・「知」というものが自分のなかにはないからこそ「知」を愛する・・・という態度が、哲学の大前提になっているということです。

自分のなかにはない「知」に触れるためには、どうすればよいのでしょうか?ソクラテスは、対話を重視しました。アドラー心理学について取り扱っている『嫌われる勇気』が、哲人と青年の対話形式になっているのは、決して偶然ではないのです。

とはいえ人間の認知には限界がある以上、対話を続けたところで「完全なる知者」にはなれるわけではありません。わたしたちは対話により、どこを目指すべきなのでしょうか?

治療・援助・??

対話により目指すところは、あなたが何を望んでいるかに依存します。

たとえば病院で精神科医と対話をする場合、目的は「治療」です。患者は医師と対話することで、病名を診断してもらい、処方箋をもらうことができます。

またカウンセラーと対話をする場合、目的は「援助」です。クライエント(カウンセラーを受ける人を「患者」とは呼びません!)は、カウンセラーと対話することで、心理的な問題解決による健全な心理状態の回復を目指すのです。

そしてここからが重要なポイントなのですが、対話による目指すところは、治療や援助だけではありません。たとえば『嫌われる勇気』に登場する哲人は、青年の治療(投薬治療)や援助(心理的な問題解決)を目指しているわけではありません。事実として、哲人は青年を「友人」と認識しています。

哲人が目指しているものを強(し)いて言葉にするなら、それは青年の「納得」でしょう。何についての「納得」なのかといえば、それは「生き方」についての納得です。

たとえば『嫌われる勇気』に登場する哲人は、別人に生まれ変わることは不可能であると青年に告げます。「青年」は「青年」のままなのです。

しかし不可能なものに付き合っていく態度、つまりライフスタイル(アドラー心理学用語)は変えることができる、というのが哲人からのメッセージです。とはいえ他人から強制されたところで、わたしたちは自分の態度つまりライフスタイルを変えることはできません。

たとえば旧統一教会は、「恋愛すると地獄に堕ちる」と宗教二世の子どもたちを洗脳していたそうですが、「はい、そうですか」と他人を好きになる人生を諦めるなんて、そう簡単なことではないのです。

安藤百福にしても、「やっぱり食が大事」ということを第三者から強制されたわけではありません。他でもない自分自身が、「やっぱり食が大事」であることを確信したからこそ、誰に強制されたわけでもないのに「お湯があれば家庭ですぐ食べられるラーメン」の開発に没頭できたのです。

なおチキンラーメンの開発は「まさに死にものぐるいの日々」だったそうですが、安藤百福は開発に没頭する前に、ほとんどすべての財産を失っているのです。きっと安藤百福の家族からしてみれば、「お湯があれば家庭ですぐ食べられるラーメンの開発?うちのお父さんはなにをやってるの!?他にやるべきことがあるんじゃないの?」という気持ちだったはずです。

安藤百福がわたしたちに教訓として残してくれるのは、人生の方向性に納得できたとき、わたしたちははじめて本当の「嫌われる勇気」を発揮できる・・・ということではないでしょうか。

嫌われる勇気

あなたがどんな刹那を送っていようと、たとえあなたを嫌う人がいようと、「他者に貢献するのだ」という導きの星さえ見失わなければ、迷うことはないし、なにをしてもいい。嫌われる人には嫌われ、自由に生きてかまわない。

【引用:嫌われる勇気

自力による方法論

これまでの議論により、「導きの星」を設定する上での最大のボトルネックが「自分」であり、そのボトルネックは「対話」により乗り越えることができることをお伝えしてきました。

もちろん安藤百福のように「自分」というボトルネックを、自力で乗り越えることができる人もいます。しかし安藤百福が自力で「導きの星」を設定することができたのは、もともと安藤百福が独立心とベンチャー精神が旺盛(おうせい)だったことに加え、敗戦で焼け野原になった戦後日本のなかで、財産のすべてを失ったことも大きいと思います。

大きなショックを受けて「これまでの常識」が破壊されると、「導きの星」を設定しやすくなるのです。

たとえばアドラーの場合、アドラーが4歳のときに弟のルドルフがジフテリアで亡くなっています。ある朝、アドラーが目を覚ますと、横で寝ていた弟のルドルフが冷たくなっていたそうです。アドラーにとって、死は身近なものだったのです。

そしてアドラー自身も、5歳のときに肺炎で危うく死にそうになっています。診察のあとで医師から「この子(アドラー)には、もう手のほどこしようがない」といわれたことがショックで、アドラーは医師を目指したのだそうです。

死の恐怖

私は医者になって死と戦う武器を発見しようと即座に決心した。そして、私を治療した医者よりもよい医者になろうと思った。

とはいえ安藤百福やアドラーのように「大きなショック」というものは、都合よく期待できるものではありません。また「大きなショック」により、「導きの星」を設定するどころか、逆に生きる希望を失ってしまう人もいます。

どうすれば「大きなショック」に頼ることなく、「導きの星」を設定できるのでしょうか?その答えはすでにお伝えしているとおり「対話」なのですが、具体的な方法論について紹介しておきたいと思います。

対話による方法論

対話による方法論として有名なのは、アドラー心理学を含む広い意味での「精神分析」や「コーチング」です。ご存知の方もいるかもしれませんが、精神分析やコーチングには、いろいろな流派があります。実際問題として、本レポートのなかでそれらについて説明することは「アドラー心理学とは何か?」について説明することより、はるかにムズカシイことです。

ですから「精神分析」と「コーチング」の共通点について、お伝えするにとどめたいと思います。一つ目の共通点は、対話を通じた「生き方」についての納得を目指しているという点。二つ目の共通点は、コストが高くなりがちという点です。

一つ目の共通点については既に説明しているので、二つ目の「コストが高くなりがち」という点について、(ラカン派)精神分析の経験者による意見を紹介しておきたいと思います。

精神分析のコスト

なぜ精神分析はそこまで人気がなくなってしまったのでしょうか。理由はいくつかありますが、まず挙げられる理由は、「精神分析はコストがかかりすぎる」というものでしょう。ここでいう「コスト」は主に、①時間②お金③心理的負担に関するものです。

まず①時間について言えば、ラカン的精神分析では分析の終結までに平均して十年以上はかかります(個人差は相当にありますが)。(中略)

それから②お金です。精神分析には保険が適用されないので、一回の治療でかかる金額はどうしても高額になってしまいます。べらぼうに高いというわけではありませんが、なにしろ治療期間が十年にも及ぶわけですから、合計するとマンションが買えるような値段になっている可能性があります。

最後に③心理的負担ですが、これも確かに大きいと言えます。(省略)

精神分析のコストも高くなりがちですが、コーチングのコストも高くなりがちです。たとえば本格的なコーチングの場合、半年間で実施する6回のセッションで100万円が相場です。ちなみにこの相場は、あまり実績のないほとんど無名のコーチであっても、それくらいの金額になるということであって、30分1回のコーチングで77万円というケースもあります。

精神分析にしろコーチングにしろ、本レポートの読者の多くが「高すぎる!!!」と驚いていると思うのですが、あくまで個人的な意見としていわせてもらうと「費用対効果を考えれば、安すぎる!」というのがわたしの本音です。

あなたは自力で「導きの星」を設定しますか?もしくは対話で「導きの星」を設定しますか?

第三の道

あなたの「導きの星」を設定し、あなたが勇気スパイラルを回し続けることが何よりも重要です。ですから「導きの星」を設定する手段が、自力であろうが対話であろうがどちらでもいい・・・というのが、わたしの率直な意見です。

もしかすると本レポートの読者のなかには、これまでのレポートの内容が刺激になって、すでに「導きの星」を設定した人もいるのではないでしょうか。

事実、「導きの星」を設定するヒントは『嫌われる勇気』のなかに隠れているのです。とはいえ、『嫌われる勇気』を読んで「導きの星」を設定できる人もいれば、できない人もいるでしょう。

「導きの星」を設定する上での最大のボトルネックは「自分」であるとすでにお伝えしていますが、個人の能力やこれまでの人生経験には個人差があるのですから、こればかりはしょうがないことだと思います。

自分の能力に自信があれば自力で道を切り開いていけばいいし、自分の能力に自信がなければお金を支払って精神分析やコーチングをお願いするという道も残されています。もちろんこれまでのアドバイスをすべて忘れるのも選択肢のひとつでしょう。

しかし「希望は自分で創る」というアイディアには共感しているのに・・・能力に自信がないことに加えて、精神分析やコーチングのコストを払うこともできない・・・という状況にいる人もいるはずです。そこで第三の道を用意することにしました。

第三の道とはズバリ・・・アドラー心理学の学習です。しかし注意するべき点もあります。それは・・・

アドラー心理学

アドラー心理学を勉強することは、目的ではなくて手段でしかないということは忘れてはいけません。アドラー心理学を勉強する目的は、幸せになることのはずです。幸せになる手段として、アドラー心理学は役立ちます。たとえば『導きの星』という概念は、アドラー心理学のものです。

とはいえ『導きの星』という概念だけを理解することは出来ません。なぜならばアドラー心理学には、『導きの星』以外にも重要な概念がいくつもあり、それぞれの概念を理解してはじめて『導きの星』という概念も理解できるからです。

くれぐれも注意する必要があります。自分が理解したいところだけを都合よく解釈すれば、その瞬間にアドラー心理学を学習する意味はなくなります。例えるなら寿司屋で大トロの握りを注文し、ネタの大トロだけを食べるようなものです。ネタの大トロだけを食べている本人は満足するかもしれませんが、寿司を味わっているとはいえません。

ではアドラー心理学をどのように学習すればいいのでしょうか?アドラー心理学を哲学として学習するのもおススメの方法なのですが、哲学をひとりで実践するのは至難の業です。『嫌われる勇気』に登場する青年のように、哲人のような人物と5日間じっくり対話できるような機会に恵まれる人はなかなかいないでしょう。

アドラー心理学を哲学として学習できないのであれば、どうすればよいのでしょうか?答えはすでにお伝えしています。『アドラー虎の巻』ですでにお伝えしたとおり、アドラー心理学を『科学』つまり『モデル』として学習する道が残されているのです。

とはいえアドラー心理学をモデル化する作業にしても、ゼロから自力でやるのは骨が折れる作業でしょう。そこで無料のメールマガジンとは別枠の特別講義として『アドラー入門講座』をつくりました。『アドラー入門講座』は、わたし自身がアドラー心理学を理解しやすいようにモデル化したものを丁寧に解説する講座です。たとえば・・・

【アドラーの基礎モデル】

わたしたち個人は社会のなかで生きている。
である以上、人生の課題に向き合わなければならない。
人生の課題への向き合い方は、それぞれのライフスタイルで決まる。
わたしたちは優越性を追求する生き物であるが、
過度に優越性を追求しようとするあまり優越コンプレックスや劣等コンプレックスに陥ることがある。
共同体感覚を『導きの星』にして、人生の課題と向き合うべし!
人生の課題に向き合うことをためらう人がいるが、そんな時は以下のことを思い出そう。
何をするにもリスクをゼロにすることはできない。
社会は人間がつくったものであり、変えることができる。
過去の経験が未来を決めるのではなく、未来への展望が現在を決める。
過去の経験を言い訳にして行動しないときは見かけの因果律を疑うべし。
他人から与えられることを待つのではなく、自分から始める。
特別な存在を目指す必要はない。いまの自分ができることから始める。

『基礎モデル』については、20回の講座を用意しています。また『アドラーの基礎モデル』の他に『自己啓発モデル』『対人関係モデル』についても21回の講義を用意しています。さらにその他の講座として、『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』など、アドラー心理学の理解を深める書籍の解説も用意しています。

『アドラー入門講座』は、全65講義あります。1講座あたり5分~10分の学習しやすい単位で区切っていますので、ご自身のペースで学習を進めることができます。これまでお届けしてきた無料レポートのような講座が65講義あり、専用の会員制サイトに学習しやすい順序でまとめてある・・・とイメージしていただくとわかりやすいと思います。

アドラー入門講座は リッチ・ストラテジー会員
向けの特別講義です

特別講義『アドラー入門講座』は、リッチ・ストラテジー会員向けの特別コンテンツです。リッチ・ストラテジー会員であれば、会員制サイトからご覧いただけます。会員制サイトは、スマートフォンからでもパソコンからでもログインできます。

リッチ・ストラテジーは、豊かな生活を手に入れるための知恵を継続的にお届けするサービスです。かつての常識が非常識になり、かつての非常識が常識になっているデタラメな日本社会でサバイバルするためには、あなたの生きる力を取り戻す知恵だけでなく、豊かな生活を手に入れるための知識が必要になってきます。

わたしたちは生きる力を奪われているわけですが、それにはちゃんとした理由があります。

わたしたちの生きる力を奪う社会のシステムが誕生した理由があり、その社会システムにわたしたちが従うことにも理由があるのです。わたしたちは「何か」に縛られているのですが、社会のシステムというものはわたしたちの目には見えないため、どう対処したらいいかわからないのです。

まずはわたしたちの生きる力を奪っている正体に気づくことが重要です。その上で、いろいろなことに対処していかなければなりません。

リッチ・ストラテジーは、デタラメな日本社会でサバイバルするためのヒントを会員制サイト上で継続的に提供しています。ですので、あなたが生きる力を取り戻し、豊かな生活を手に入れる上で、心強い味方になるはずです!

リッチ・ストラテジーで あなたが手に入れるもの

1.特別講義シリーズ

過去に有料で販売していた講義を、リッチ・ストラテジー会員向けにアレンジしてお届けします。リッチ・ストラテジー会員になると、これらが見放題になります。今回紹介した『アドラー入門講座』も、特別講義シリーズのひとつですが、特別講義は他にもあります。たとえば「人間関係の極意」や、「日本教育の呪縛」についてお伝えする特別講義も受講することができます。

2.コーチング・ライブラリー

あなたは、人生を変えた本、人生を変えた映画、人生を変えた人物に出会ったことがありますか?コーチの説明に耳を傾けるのではなく、1冊の本を読んだり、1本の映画を鑑賞したり、凄い人の話を聞いたほうが、人生にいい影響を与えるということは、珍しいことではありません。

なにせ著者は、1冊の本を世に送り出すために命を削っているのです。また映画の場合には、何十億円というお金が投資されていることも珍しくありません。だからわたしたちは、もっと本を読むべきだし、映画を鑑賞するべきだし、もっと人に会いに行くべきなのです。

しかしわたしたちは、「本や映画に触れる時間が、なかなかとれない」とか、「どの本や映画を読んだらいいかよくわからない」とか、「本や映画を読んでも、何を伝えたかったのかよくわからない」といった問題を抱えています。

そこでリッチ・ストラテジーでは、わたくし北輝が見つけた新しい発見を、あなたにお届けしますので、もし興味をもった本や映画があれば、じっくり時間をかけて読書するなり鑑賞してみてください。生きる力を取り戻すのに役立つ、たくさんのヒントに出会えるはずです。

3.会員向けメルマガ

豊かな生活を手に入れるためには、現実の社会と関わっていく必要があります。その時々で話題になっているニュースのなかに隠れている「豊かな生活を手に入れるためのヒント」を、会員向けメルマガにてお届けします。

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