2024年5月6日のゴールデンウィーク最終日。東京ドームでボクシングの試合がありました。
メインの試合は、井上尚弥選手とルイス・ネリ選手との対決。その試合前日の会見で、アドラー心理学を学ぶ上で役立つ発言があったので紹介します。
メンタリティーが違う
井上尚弥選手に挑戦する立場のルイス・ネリ選手が、「井上尚弥は背負うものが大きい。俺は失うものがないので有利」という趣旨の発言をしました。
そのことについて問われた井上尚弥選手は、「背負うものの大きさは、ボクシングの強さとは関係がない」と反論しています。
アドラーなら「見せかけの因果律」という概念で解説するでしょう。どういうことかというと・・・
—————ここから先は—————
残り1,099文字
続きに興味がある方は、まずは『アドラー虎の巻』を無料で手に入れてください!